丸尾聡のラジオドラマ シナリオ講座<戯種企画>

4/15(土)の講義内容に関してのレポートです。

Written on 2017年4月22日   By   in report


本日の授業も受講生は全員参加です。みなさんのやる気が伝わってきます。

前回の講義で宿題として出されていた「ワーキングシート」。ラジオドラマを作る元となるもので、書いてみたい出来事、イメージなどのモチーフ、主人公の性別、年齢、職業、今、抱えている「問題」、そして主人公の障害となる人物の設定、ドラマの中の場所、この作品は何についての話なのかについて記入していくものでした。

プロットを作る前の設定がとてもわかりやすく提示されていることがわかります。

 

3つにグループ分けされた受講生の皆さん。お互いに、自分自身がワーキングシートに書いたモチーフ、人物、場所を説明し質問しあい、和気あいあいと受講生同士が盛り上がります。

一人で作品を書いているよりも、お互いに共有しあうということで、作品の土台をブラッシュアップしていきました。

 

講師からは、言葉のチョイスの仕方の説明もあり、例えば「例えば、女子高生ならばマクドナルドをマックという。もしマクドナルドと言っている場合、それには理由があるはず」どの言葉をチョイスするのかということもキャラクターの構成には必要といったアドバイスもありました。

また、ラジオドラマなど短編の作品ならば「ハリセン型のストーリー」の展開もあり。冒頭から親子ケンカなど激しい場面を入れて、興味をひかせる方法など、構造的なテクニックを教授され、受講生一同、講師の話に聞き入る場面もありました。

 

講師が全員分のワーキングシートを配り、一人ひとりの講評に入りました。宗教をモチーフにした作品には、宗教はルールが多いので決まり事を裏切っていくことになる、だからコメディになりやすいといった指摘や、犬を擬人化した作品に対しては、夏目漱石の「吾輩は猫である」を例にあげ、人間との距離感がちゃんとあればうまくいくといった指摘がありました。

また、主人公は魅力的でなければいけない。ダメなところでもどこか一つでもいいところがないといけないといったことや、事件はドラマを面白くするためのものであり、それで人間がどう動いたのかということが大事であって、事件は要素でしかないといったお話がありました。

一つ一つの作品の問題点やどうしたらもっとストーリーが広がっていくのか、とても示唆に富んだ内容でした。

次回の宿題は、登場人物表、箱書き、プロットの提出、いよいよ本格的にラジオドラマを構成していく作業になりそうです。最終日までに、受講生がラジオドラマを1本完成させるラジオシナリオ講座、次回は5/13(土)になります。

 

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