伏見です。
またもやしばらくサボってしまいましたが、今後の演劇情報です。もうダメかなと思わせといてしぶとく続けるスタンスでいきます。
まず、ほんとに直近ですが、5月26、27日に北千住BUoY2階奥イベントスペースにてブイブイパーティー『静かなパーティーは成立するの?』が行われます。
このイベントにはワワフラミンゴ、情熱のフラミンゴと共に、批評再生塾3期総代、この『劇の批評』にもたびたび投稿している渋革まろんが率いる「トマソンのまつりを考える会」が出演します。
同時に、私たち批評再生塾から5名が、26日の終演後にトークイベント「黙することのポテンシャル」を開催します。
演劇界の異端達がひっそりと集う時空間、おもしろい時間を過ごせるだけでなく、世界の見方が変わるような体験ができるかもしれません。
https://buybuyparty.hatenablog.com
もちろん、他にも気になってしまう公演がたくさん。
地点『山山』(6月6日〜16日、KAAT)
『忘れる日本人』(6月21日〜24日、KAAT)
http://chiten.org/next/archives/52
現代演劇における身体運用の極北、地点の最新二本立て公演。『忘れる日本人』は昨年観た時に、その必死さとユーモアの混合に強い感銘を受けました。
青年団『日本文学盛衰史』
(6月7日〜7月9日、吉祥寺シアター)
http://www.seinendan.org/play/2018/01/6542
高橋源一郎が近代日本文学勃興期の精神を追求した(が為にたまごっちやAVの話が出てくる)長編小説を、平田オリザが青年団と共に演劇化。どのようなものが立ち現れるのか、今から楽しみです。
ゲッコーパレード『ガラスの動物園』
(6月8日〜18日、旧加藤邸住宅)
http://geckoparade.com/whats-on
こちらはテネシー・ウィリアムズの古典戯曲を再構築。蕨市の住宅街でひっそりと試みられる演劇のあらたなかたち。
ゆうめい『あか』
(6月8日〜12日、新宿眼科画廊)
https://www.yu-mei.com
これまでも「私」性にこだわった演劇をみせてきたゆうめいが、ここにきて主宰の池田亮とその父の出演というふりきった上演を敢行!一体どうなってしまうのか!?
宮部企画『サルサ踊る田端、真ん中』
(6月15日〜18日、アトリエ春風舎)
http://www.komaba-agora.com/play/6775
作・演出の宮部純子さんは、明日のアー、ロロなどの出演作でのとぼけた空気感を醸し出す演技が好きで、今回非常に楽しみにしてます。青年団若手企画はほんとに好きな作品が多くて困っちゃうほど。
モメラス『青い鳥』
(6月20日〜7月1日、STスポット)
http://stspot.jp/schedule/?p=4445
モメラスもまだみることができていないのですが、評判はとても高く、かなり期待しております。
犬飼勝哉新作公演『木星のおおよその大きさ』
(6月20日〜25日、駒場アゴラ劇場)
(元?)わっしょいハウスの犬飼勝哉による連作シリーズの一挙上演。以前観た時に、会話に漂う空気の在り方が独特だった印象があります。
庭劇団ペニノ『蛸入道忘却ノ儀』
(6月28日〜7月1日、森下スタジオCスタジオ)
http://niwagekidan.org/performance_jp/636
岸田戯曲賞受賞の『地獄谷温泉無明ノ宿』以来3年ぶりとなる新作公演。
今回は一体どんなセットで、どんな不穏なドラマを感じさせてくれるのか。
東京デスロック『カルメギ』
(6月30日〜7月8日、KAAT)
http://deathlock.specters.net/index.php?e=81&PHPSESSID=536c4e4d69d7e0d80913fb3bd944440f
チェーホフ『かもめ』を、日本植民下の朝鮮を背景に再構成。去年の「しあわせ三部作」が充実していた東京デスロックは今回どう出るか。
その他、ほとんど未知の劇団/作家だけどチラシとか観て気になってる今後の上演です。
しあわせ学級崩壊『10011000001101010000100101』
(5月30日〜6月3日、Art Theatre 上野小劇場)
http://happyhype.web.fc2.com/next.html
日本のラジオ『ツヤマジケン』
(6月5日〜10日、こまばアゴラ劇場)
http://razio.jp/muscat1/
笠島企画『フリーターの矜持』
(6月25日〜7月1日、アトリエ春風舎)
http://www.komaba-agora.com/play/6776
エンニュイ『 』
(7月4日〜8日、SCOOL)
https://www.yennui.com
コメントを残す